京都府:えびいもと棒だらの炊いたん(えびいもとぼうだらのたいたん)

【京都府】

 主に正月などめでたい席で食べられた。現在は、えびいもが店頭に並ぶ秋から冬にかけてよくつくられる。

レシピ提供元名:「京都の郷土料理」
(飯塚久子・滋野幸子・堀浪子共著)

材料 10人分

材料名分量
棒ダラ(戻したもの)650g
えびいも皮付き600g(正味350g)
【だし汁】 水7・1/4カップ
【だし汁】 出汁昆布20g
【だし汁】 花ガツオ(または煮干し)30g 材料のかぶる量(全材料の140%)7カップ
1カップ(材料とだし汁の重量の8%)
砂糖100g(材料とだし汁と酒の重量の4%)
みりん50cc(材料とだし汁と酒の重量の2.5%)
淡口醤油110cc(材料とだし汁と酒の重量の5%)

調理する前にご確認ください

作り方

① <棒ダラの戻し方>米のとぎ汁をとり替えながら2日間、水洗い後、真水に3~5日、朝夕水をとり替え柔らかく戻す。

② 戻した棒ダラのヒレやカマのところを切りとり、切り身は5cm×2cmの大きさにぶつ切りにする。番茶(普通の飲み加減の濃さ)をかぶるくらい入れて、沸騰まで強火、アクをとりながら弱火で約30~40分、身崩れしないように柔らかくゆでる。

③ ゆで上がったら鍋をそのまま流しへ運び、蛇口から冷水を静かに入れる。自然とゆで汁が水へと入れ替わり、タラが冷たくなるまでさらす。

④ えびいもは水洗い後、皮を厚くむきかたちをととのえる。軽く塩でもみ洗い、フキンで表面のぬめりのある水気を拭く。

⑤ 鍋の底に竹の皮を敷き、棒ダラとえびいもを並べる。昆布とカツオの混合出汁と酒を入れ、中火で約1時間、アクを除き、落とし蓋をして煮る。

⑥ 砂糖とみりんを加え、10分煮て淡口醤油を加え、落とし蓋をし、さらに鍋の蓋をして弱火で1時間~1時間20分ほど煮含める。煮汁が蒸発してしまった時は、途中、だし汁を補う。

⑦ 火を消して、そのまま一晩おいて味を含ませる。

保存・継承の取組

 京都府にある伝統的な飲食店で、昔ながらの製法でつくられる「えびいもと棒だらの炊いたん」を味わえる。また家庭においても正月に「えびいもと棒だらの炊いたん」を用意する家も少なくない。

出典:農林水産省Webサイト うちの郷土料理【えびいもと棒だらの炊いたん

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