新潟県:飯ずし

【新潟県】

 村上地方では、11月頃になるとお正月に向けて各家庭でつくられていた。

 冬場の保存食のほか、お正月には欠かせないご馳走だった。

レシピ提供元名:「にいがたのおかず郷土の食材と料理」
(著:新潟県食生活改善推進委員協議会、出版:開港舎)

材料 5リットルの容器1個分

材料名分量
塩サケの切り身1kg
カズノコ300~500g
サケのはらこ100g
スルメ2枚(身が厚いもの
柚子1~2個
すきみタラ3袋
青豆1合
サケの氷頭1匹分
れんこん1節
人参1~2本
干し大根中2本
各1升
大さじ4
適宜
笹の葉100枚
重石5kgくらい(押しぶた数枚
適宜
各1升

調理する前にご確認ください

作り方

①【下準備 手順1】
干物は水に浸してやわらかくする。塩ものは塩出しする。塩サケは食べやすい大きさに切り、皮と骨をはずして酒につけておく。はらこは湯通しし、水洗いしてざるに上げて水気を切る。

②【下準備 手順2】
スルメは水でもどして短冊切りにする。青豆は一晩水につけ、ゆでて水を切っておく。サケの氷頭は薄切りにして、たっぷりの酢に長時間漬けておく。

③【下準備 手順3】
れんこんは2~3cm長さの輪切りにし、酢水でさっとゆがく。柚子は千切り、人参と大根は短冊切りにし、塩でもんでしぼっておく。笹は熱湯に通し、水気をふき取っておく。

④【漬ける 手順1】
ごはんは普通に炊く。麴は細かくほぐす。ごはんを器に移し、一息抜いたら麴を混ぜる。さめないうちに、表面にぬれタオルをかけ、器の蓋になるように新聞紙を3~4枚かけて、その上にビニールをかける。
⑤【 漬ける 手順2】
座布団を2枚重ねた上に2Lのペットボトル2本に湯を入れて横にし、その上に④の器をおき、毛布をかぶせて温度が下がらないようにし、一晩おく。その後布団から出してさます。 

⑥【漬ける 手順3】
具と⑤のごはんを4~5等分する。洗ってよくふいた容器に笹を敷き、その上にごはんと具を交互に重ねる。最後に笹をのせて中ぶたをし、重石をのせてふたをする。さらにビニール袋などで覆う。

⑦【漬ける 手順4】
寒い場所において、1~2週間くらいでできあがり。1段ずつ取り出して食べる。

飲食方法

 そのまま食べたり、お酒との相性が良いので、酒の肴として少量づつ珍味としていただくことが多い。

保存・継承の取組

 地元の直売所やイベント会場などでは、毎年12月上旬から中旬に販売している。また、東京の一部取扱店や、通販で手に入れることができる。

出典:農林水産省Webサイト うちの郷土料理【飯ずし

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